笑
いっしょにちがおうプロジェクト「笑」 第二弾のテーマは、私たちになじみの深い「笑」という言葉。誰しも思い出や記憶の中には笑ったエピソードがあり、人の表情の数だけ「笑」があります。そんな大切な感情のひとつについて、私たちは改めて考えることにしました。 「笑」について 私たちは一生のうち、何回笑っているのでしょう?一言で「笑」と言っても、大笑い、苦笑い、泣き笑い、思い出し笑い、笑顔、、、様々な「笑」があります。人は誰かと笑顔を通わせながら生きていく方が遥かに素敵な人生になる。そんな感情を引き出せる商品があったら素晴らしいではないかと思うのです。笑顔ってデザインできるものなのでしょうか? 常識とズレ まず私たちは前回と同様に、他のブランドのスタッフといっしょにリサーチを始めました。最近笑った話、過去の面白かった出来事を発表し合ったり、「笑」に関する様々な本を読んだりしながら、著名人の考えや歴史を探りました。その中で、例えばカッチリ真面目な校長先生が壇上から転げ落ちると笑いが起きたり、突きつけられたナイフが実はおもちゃのナイフで、張りつめた気持ちが一気に緩んだりなど、自分が「こうだ」と思い込んでいる事に、思わぬズレが生じると、表情が緩んでしまう(※1)という発見がありました。これを「常識とズレ」と呼び、商品開発がスタートしました。 ※1~3:サイバール社内でのリサーチに基づく内容です。 |
それでは具体的にどういった過程でトランパランの「笑」の商品が生まれてきたのか。ブランドマネージャーに社内スタッフがインタビューいたしました。 -こんにちは。社内スタッフの中野です。今回のプロジェクトでは、どんな商品を開発されたのでしょうか? トランパランのイメージ画像にもあるような「親子」と結びつくアイテムでかつ、前回の「どんなあじカード」ともリンクするような子供目線の商品を発表できればいいなと思っていました。今回のテーマが「笑」。トランパランが笑いの聖地大阪に拠点を置いている中、「クスッ」と笑えるような商品に仕上がりました。 -「クスッ」と笑える商品。一体どんな物なのですか? その名は「まるでペットなおタオルちゃん」。名前の通り、ペットのように扱えるタオルハンカチです。四角い日本製タオルになんとしっぽが付いているのです。5種類の動物をイメージして開発しました。そのおタオルちゃんにおうちもセットで付いているので、ごっこ遊びもできるのです。 -ペットのようなタオルとは、子ども心をくすぐりますね。どういった経緯でたどりついたのですか? 「おタオルちゃん」の試作品をスタッフのお子様たちにモニターとして使用してもらいました。学校で使ってくれたり姉妹で遊んでくれたりしたのですが、全員がパッケージに興味持ってくれたのです。シールを貼ったり色を塗ったりしておタオルちゃん専用のおうちをアレンジしていました。子どもの発想力のすばらしさを再確認して、「おタオルちゃん」自体も動物に見えるように折り方を考え現在の形になりました。 -開発していく中で難しかった点などはありますか? しっぽの素材探しですね。お洗濯も出来てしっぽに見える素材がなかなかありませんでした。近隣のお店はもちろん、ネット通販や生地毛糸の業者さん、ぬいぐるみ製作所などにも相談しました。そうしてベースとなる素材を見つけ、イメージの動物のしっぽに見えるように社内で制作しました。 -「まるでペットなおタオルちゃん」という商品名も特徴的だと思いますが、どのように決まったのでしょうか。 普段、タオルって「拭く物」として扱っていることがほとんどです。必要だから何気なく使っているし持っている。そんなタオルをペットに見立てることが出来たら面白いじゃないですか、笑。愛着を持ってもらえるようにこの名前になりました。 -社内での反応はいかがしょうか? -社内での反応はいかがしょうか? 商品をお披露目した時、「うわぁ~!かわいい」という歓声とともに「おタオルちゃん」に手が伸びていました。女性の手にも持ちやすい小さいサイズで、小動物を扱うように見えました。実際デスク回りに置いてくれたりして癒されているという感想もありました。ストレス社会にさらされている大人、ペットを飼うことができない大人にも響くアイテムになるのではないでしょうか?ぜひ「おタオルちゃん」を体験していただきたいと思います。 -楽しみですね!本日はありがとうございました。 ありがとうございました! |
「笑」のプロダクトシリーズ
ここまでは「おタオルちゃん」のご紹介をしてきましたが、その他の4つのブランドではどんな商品ができあがったのかを簡単にご覧頂きましょう。 |
「笑」って素敵な言葉。
誰かを笑顔にしたい、クスッと笑ってほしいと思いながら何かを作るのは、とても楽しく幸せです。5つのブランドは、それぞれの視点から、個性豊かな「笑」の商品を生み出しました。この中に、あなたを笑顔にできる商品があれば嬉しいです。また商品を通じて「笑」について、少し考えてみる機会にもなればいいなと思います。さて、次回の「いっしょにちがおうプロジェクト」はどんなテーマになるでしょうか?是非楽しみにお待ちください。では、あなたの今日が「笑」に満ちた一日でありますように。