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あっという間に年末ですね。 私は今、来年度の商品開発に奮闘中です! いつも半年以上先のことを考えて、いろいろものづくりしているので、 時間の経過や季節の移ろいが追い越してくる勢いで早く感じます(焦)
さてさて、タイトルにもあるように、 子供用食器「nicotto」に続いて、 また新たな美濃焼きの食器を開発しておりますので、その進捗をご紹介させてください! |
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さかのぼること2年前・・・ 岐阜県の土岐市にある美濃焼きの窯元さんと出会いまして、 工場見学をさせていただいたり、焼き物ができるまでの過程を勉強させていただきました。
そして今年の6月、もう一度訪問させていただき、お茶碗の開発のお話がスタートしました。 |
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器は、職人の膨大な手仕事を重ねて生まれます。 釉薬を付ける工程や、絵付け工程、ぐらつかないように一点一点底をやすりがけする工程、 焼き上がったたくさんの器を窯から移動させる力仕事などなど。
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大量生産をするプロダクトの中でも、陶器の製品にはどこか温かさや素朴さを感じます。
それはきっと、この、人の手で作られる工程による温もりが残るから。
見学や窯元さんとお話しする中でとても実感したことです。
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また、器づくりは枯渇性の天然資源である粘土をありがたくいただいています。 地球を削っているので、いつかはなくなってしまう素材なんだそう。
窯元さんでは、貴重な土をいつまでも使い続けるために、使わなくなった陶器を粉砕し、 もう一度土に混ぜて焼く、リサイクル土を使用した開発を積極的に進めているというお話も伺いました。
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このサステナブルな活動に私たちも賛同し、
リサイクル土を使って、家族みんなで使えるお茶碗を開発することにしました。
家族で食卓を囲む風景が浮かぶような素敵なお茶碗になるよう、
アイデアを練っていきました。
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いろんなお茶碗と比較したり、年齢別の適切なご飯1杯分の量の資料を集めたり・・・ 形には時間をかけて悩みました。
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これは、3Dプリンターで作ってもらった初期のモックです。
器の直径や深さだけでなく、厚みや高台の大きさなど、気になるところはいっぱい。
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そしてやっと、大人用と子供用の形状が決まりました! ふっくらとした、なんだか安心するようなベーシックなかたちです。
さあ、次はお茶碗の色を考えていきます!
来年中に発売できるよう進めますので、楽しみにお待ちくださいませ。
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